国際アカデミーランゲージスクール

2025-04-07

学生の病院引率

20241月~12月までの病院引率のデータをまとめてみました。

本校では、入学1年目は職員が体調の悪い学生を病院へ引率しています。2年目は自分でへ行くよう指導はしていますが、症状を伝えるのが難しそうな場合は同行します。

学生の自立を促すために引率はせず自分で病院に行かせ、できたことを自信に繋げさせる取り組みをされている学校、学生数が多くて引率はそもそもできない、外部のボランティアさんに頼んでいらっしゃる学校、色々あると思います。本校の場合、一番在籍数の多いネパールの学生のほとんどが母国で病院に行ったことが無いと分かっており、学生だけで病院に行かせた場合日本語の問題以前に医療機関に御迷惑をお掛けするだろうと思っています。引率した際には「このような事を友人にも共有するように」と話しています。基本私が担当していて、私が引率できない際は担任か他の職員に行ってもらっており、診断内容や容体に関しては社員LINEで随時共有。また重大な病状と診断を受けた際は国の家族にすぐに連絡できるよう、現地の送り出し機関との連絡は24時間できるようにしています。

2024年では緊急手術と入院を要したものがあります。また、2025年は早々に大きな案件も出たりと、学生達の健康に関しては何事もないよう願いつつも、何事も無いはずは無いと日々言い聞かせています。結核の発症例も毎年のようあることから健康管理(きちんと食べる・寝る)指導、血圧の高い学生には食事の見直しの指導、また高校を卒業したばかりの若い学生も増えているため、性教育にも取り組む必要があると考えています。それと共に国民健康保険料をきちんと納付するよう特にビザ更新の際は確認をしっかりとしていかなければならないぞ!と。。。キリがないですが、明後日から新入生がやって来る折、切に感じた今日でした。

病院引率履歴(2024年1月~12月).pdf